瀬戸内国際芸術祭2025 引田エリア | 東かがわ市特設サイト

ART SETOUCHI 特別開館

10月4日|土| ー 以降土日祝

アートと歴史が交差するまち、引田へようこそ

アートと歴史が交差するまち、引田へようこそ

香川県東部の港町
江戸時代の町並みが残る歴史ある地域

かつて城下町として栄えた香川県東かがわ市・引田(ひけた)は、瀬戸内海に面した穏やかな港町です。江戸時代には、「当国東第一の大湊」とも称され、藩政の拠点として賑わい、今もなお白壁の町家や格子戸が連なる歴史的な町並みが色濃く残されています。引田の風景は、ただの観光地ではなく、そこに暮らす人々の息づかいや、長い時間の流れを感じさせてくれる特別な空間です。
この地域は「引田の古い町並み」として知られ、古い建築が数多く残るだけでなく、醤油や和三盆などの伝統産業も今なお受け継がれています。古き良き文化と、人のあたたかさが交差するこの町には、どこか懐かしく、心を解きほぐすような魅力があります。
また、引田は自然環境にも恵まれ、瀬戸内のやさしい海風、ゆるやかな山並み、四季折々に彩りを変える田園風景が、訪れる人々を迎えてくれます。小さな町でありながら、その中には歴史、文化、自然、そして暮らしが調和する「豊かな時間」が流れています。
瀬戸内国際芸術祭の開催により、引田は新たな出会いと創造が生まれる舞台となります。この町とアートが融合して映し出される非日常空間を、ぜひあなたの目と心で感じてみてください。

イベントカレンダー

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作品・作家紹介

ARTWORKS

引田エリアでは、歴史ある町並みや自然風景と呼応するように、多彩なアーティストによる作品が展示されています。
地域の記憶や風土にインスピレーションを受けた作品群は、町歩きの中でふと現れ、日常の風景に新たな視点をもたらしてくれます。
それぞれの作品が、引田という場所の魅力をアートという形で映し出しています。

KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク

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KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク

ラックス・メディア・コレクティブ

引田中心部(笠屋邸)

KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク(全景)
ラックス・メディア・コレクティブ「KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク」 Photo: Shintaro Miyawaki
KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク(ディテール)
ラックス・メディア・コレクティブ「KASAYAソーシャル/パフォーマンス・スペース+アートワーク」 Photo: Shintaro Miyawaki
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もとは酒蔵だった笠屋邸を会場とし、周辺に立ち並ぶ手袋工場や醤油工場から着想して制作。かつては日本酒を醸造していた酒蔵の桶と、醤油工場の醤油を貯蔵する桶に宿る記憶を手掛かりに、桶、光、時間の助けを借り、作品を通して発酵における暗黙のプロセスを明示する。

作家は作品について次のように構想する。「笠屋邸は、精巧な手袋を手づくりする手袋工場や、何十年も前の醤油の桶が現役で稼働している醤油工場の近くにありながら、その変貌を待っている。手袋の製造を通して、触覚は手に対する気配りと保護を見出し、日本酒の記憶はいまなお精神を温め、醤油の製造工程は味覚に驚きをもたらす。温かさ、酔い心地、そしてうま味。その一つひとつが、要素と環境の驚くべき相互作用に基づく変化であり、発酵の化学反応に喩えられる」。家の中では、開放的な円筒形の桶が床に埋め込まれ、内部照明で照らされ、上部は強化ガラスで覆われている。それぞれの桶には楕円形の照明があり、空に浮かぶ月の動きに呼応している。内側から光を放ち、神秘的な沈んだ円形として映し出され、よく見ると絵具や版画でつくられた微生物の世界の質感が現れる。この空間は、ひとりでもグループでも利用できる大きな社交場(ソーシャルスペース)となる。

ラックス・メディア・コレクティブ

ラックス・メディア・コレクティブ / Raqs Media Collective

ラックス・メディア・コレクティブ / Raqs Media Collective

インド / INDIA

作家情報

1992年、ジーベシュ・バグチ、モニカ・ナルラ、シュッダブラタ・セーングプタによって結成。
いくつかの言語で「raqs」とは、回転や旋回、公転の状態で得られる意識や存在感の高まりを示す言葉である。彼らはこの「運動的思索」の感覚を受け取り、この世界と時間における制止することのないエネルギッシュな絡まりを探求する。アート、パフォーマンス、執筆、キュレーションなど様々な形式やメディアを通じて活動し、現代アート、哲学的推論、歴史的探究を横断した独自の立場を確立している。
メンバーはインドのニューデリーに在住、活動する。

作品情報

【 作品情報 】

  • 開館時間

    開館時間

    10月4日(土)から当面の間、土、日・祝日に特別開館します。
    【令和7年10月4日(土)以降の土、日・祝日 10時~16時】

  • 料金

    料金

    500円(笠屋邸)

みんなの手 月まで届く手袋を編もう!

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みんなの手 月まで届く手袋を編もう!

レオニート・チシコフ

引田中心部(手袋ギャラリー)

レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」
Photo: Shintaro Miyawaki
レオニート・チシコフ「みんなの手 月まで届く手袋を編もう!」 Photo: Shintaro Miyawaki
サムネイル1
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会場となる東かがわ手袋ギャラリーは、棚次辰吉(たなつぐ たつきち)が明治時代、この地にもたらした手袋産業を伝える場所である。今回、古い大きな木造の建物内にある空間を改修し、レオニート・チシコフとマリーナ・モスクヴィナの2作家が、インスタレーションを展開。モスクヴィナが物語を書き、チシコフが絵画や立体作品を制作する。いずれも手袋の生をめぐる数編の物語で、そのひとつ《みんなの手 月まで届く手袋を編もう!》は、地域の人たちが古着の布地で編んだ作品。古着は人々の人生や思い出を表していると作家は語る。

チシコフはロシア・アヴァンギャルドへのオマージュと言える作品を数多く制作してきた。本作のフォルムは、ロシアでは未来やより良い社会への希望を象徴する。厳しい状況下にあるロシアにおいて、この作品は「悲痛な時代にもユートピアを夢見よう」というメッセージを持ち、タイトルには「みんなの手がひとつの大きな手をつくる」という意味が込められている。

内装設計は宮崎晃吉(みやざき・みつよし)+顧彬彬(コ・ピンピン)が参画。歴史と斬新さを併せ持つ空間展示で手袋の魅力を伝える。宮崎と顧は、東京の谷中エリアで、最小文化複合施設「HAGISO」を中心に様々な業態のプロジェクトを10年以上にわたり展開。また2024年度から「ぐんだらけ」プロジェクトの一環として、宮崎は引田地区に拠点を設け、活動を行う。

レオニート・チシコフ

レオニート・チシコフ

レオニート・チシコフ / Leonid Tishkov

ロシア / RUSSIA

作家情報

1953年、ニージニー・セルギ(旧ソ連)出身、モスクワ(ロシア)在住。
現代ロシア美術を代表するアーティスト。
2003年以降、月のオブジェと共にルーマニア、ウクライナ、フランス、北極、アメリカなど世界数10カ国を旅して、月のオブジェをその土地の風景の中で撮影し、同じ月の光のもとに世界を結びつける《僕の月の旅》プロジェクトを展開している。

作品情報

【 作品情報 】

  • 開館時間

    開館時間

    10月4日(土)から当面の間、土、日・祝日に特別開館します。
    【令和7年10月4日(土)以降の土、日・祝日 10時~16時】

  • 料金

    料金

    1,000円(手袋ギャラリー)

てぶくろくんのおはなし

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てぶくろくんのおはなし

マリーナ・モスクヴィナ

引田中心部(手袋ギャラリー)

マリーナ・モスクヴィナ「てぶくろの童話」
Photo: Shintaro Miyawaki
マリーナ・モスクヴィナ「てぶくろくんのおはなし」 Photo: Shintaro Miyawaki
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会場となる東かがわ手袋ギャラリーは、棚次辰吉(たなつぐ たつきち)が明治時代、この地にもたらした手袋産業を伝える場所である。今回、古い大きな木造の建物内にある空間を改修し、レオニート・チシコフとマリーナ・モスクヴィナの2作家が、インスタレーションを展開。モスクヴィナが物語を書き、チシコフが絵画や立体作品を制作する。いずれも手袋の生をめぐる数編の物語で、そのひとつ《みんなの手 月まで届く手袋を編もう!》は、地域の人たちが古着の布地で編んだ作品。古着は人々の人生や思い出を表していると作家は語る。

チシコフはロシア・アヴァンギャルドへのオマージュと言える作品を数多く制作してきた。本作のフォルムは、ロシアでは未来やより良い社会への希望を象徴する。厳しい状況下にあるロシアにおいて、この作品は「悲痛な時代にもユートピアを夢見よう」というメッセージを持ち、タイトルには「みんなの手がひとつの大きな手をつくる」という意味が込められている。

内装設計は宮崎晃吉(みやざき・みつよし)+顧彬彬(コ・ピンピン)が参画。歴史と斬新さを併せ持つ空間展示で手袋の魅力を伝える。宮崎と顧は、東京の谷中エリアで、最小文化複合施設「HAGISO」を中心に様々な業態のプロジェクトを10年以上にわたり展開。また2024年度から「ぐんだらけ」プロジェクトの一環として、宮崎は引田地区に拠点を設け、活動を行う。

マリーナ・モスクヴィナ

マリーナ・モスクヴィナ

マリーナ・モスクヴィナ / Marina Moskvina

ロシア / RUSSIA

作家情報

1954年、モスクワ出身。モスクワ大学ジャーナリスト学部卒業。
代表作『ぼくの犬はジャズが好き』(小学館)や絵本『ワニになにがおこったか』(偕成社)などの数々の作品によって、児童文学作家として人気を博した。
世界中を旅する冒険家でもある。北極、ネパールなどの旅行記や、日本の旅の印象をユーモアをまじえて描いた『枕草子』などの旅行記でも知られる。

作品情報

【 作品情報 】

  • 開館時間

    開館時間

    10月4日(土)から当面の間、土、日・祝日に特別開館します。
    【令和7年10月4日(土)以降の土、日・祝日 10時~16時】

  • 料金

    料金

    1,000円(手袋ギャラリー)

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高松からのアクセス

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JRでお越しの場合

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  • 高松駅

  • 特急〈1時間 1本〉所要 約40分

    各停〈1時間 1〜2本〉所要 約1時間30分

  • 引田駅

お車でお越しの場合

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  • 高松中央I.C.

  • 高速道路

    所要 約40分

  • 引田I.C.

  • 一般道

    所要 約5分

  • 引田エリア

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・白鳥タクシー TEL. 0879-27-2235
・東讃共同タクシー TEL. 0879-25-2251

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・オートマックス TEL. 0879-24-3361
・ナンバラ自動車 TEL. 0879-25-8816
・オートボデー三谷 TEL. 0879-33-6110

よくあるご質問

FAQ

  • Q1.開催日程

    Q1.

    特別開館日時

    10月4日(土)から当面の間、土、日・祝日に特別開館します。
    【令和7年10月4日(土)以降の土、日・祝日 10時~16時】

  • Q2.服装や持物について

    Q2.

    服装や持物について

    エリア内ではたくさん歩くため、スニーカーなどの動きやすい靴がおすすめです。
    夏は日差しが強いので、帽子、水、タオルのご持参のうえ、熱中症にお気を付けください。

  • Q3.開催エリア周辺に駐車場はありますか?

    Q3.

    開催エリア周辺に駐車場はありますか?

    東かがわ市つばさ交流センター近くに駐車場がございます。詳しい地図はこちらをご覧ください。

    駐車場マップ
  • Q4.会場周辺にトイレはありますか?

    Q4.

    会場周辺にトイレはありますか?

    引田駅、つばさ交流センター、讃州井筒屋敷、引田庁舎にございます。

    トイレマップ