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STORY
- 笠置シヅ子(本名:亀井静子)
- 生年月日:大正3(1914)年8月25日
- 出身地:香川県大川郡相生村(旧:引田町・現:東かがわ市)
令和5年10月から始まるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」。
ヒロインのモデルは、東かがわ市出身の笠置シヅ子。
笠置シヅ子は、旧相生村黒羽で三谷陳平と谷口鳴尾の長女として生まれ、生後まもなく引田の亀井音吉・ウメ夫婦の養女となり大阪で過ごしました。
昭和2(1927)年、大阪松竹楽劇部(OSK日本歌劇団の前身)に入り、三笠静子の芸名で初舞台を踏みます。
その後、芸名を笠置シズ子と改め、作曲家·服部良一と組んでジャズ歌手として売り出すも、戦時中ゆえ、当局の指導によりたびたびの公演中止を余儀なくされます。
昭和23(1948)年1月に発売した「東京ブギウギ」が大ヒット。にぎやかな歌と踊りで終戦直後の暗い時代に明るい光を投げかけ、「ブギの女王」と呼ばれ、全国にその名が知れ渡り、歌謡界や映画界を忙しく走り抜けました。
昭和31(1956)年1月に発売した「たよりにしてまっせ」を最後に歌手を引退。
その後は芸名を笠置シヅ子と改めて晩年まで芝居やテレビドラマなどで活躍しました。
昭和60(1985)年3月30日、70歳で死去。
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服部良一との米国ツアーから帰国した笠置シヅ子(昭和25(1950)年)
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日劇「ジャングルの女王」に出演した笠置シヅ子(昭和23(1948)年)
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娘ヱイ子と記念写真に収まる笠置シヅ子
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トロンボーンを吹く笠置シヅ子
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「東京ブギウギ」で着用した当時の衣装